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「安心安全」と「美味しさ」を秤にかけりゃ・・・

「安心安全」と「美味しさ」を秤にかけりゃ・・・

どっちも重いに決まってる!

 

 

前回のブログ 「地産地消と新商品開発」 の続編みたいな話ですが、よろしければお付き合いくださいませ。

 

スナック菓子、カップラーメン・・・私もそうですが、「美味しい美味しい」と言って食べています。当たり前のように化学調味料をはじめ沢山の添加物が入っています。そのような食品添加物のことをネット等で見ていると、人体への影響を極端に恐ろしい表現で書いている記事もあります。

基本的には国が認めた添加物であり、よほど多量の摂取をしない限りは心配いらないのだろうとは思っています。

ただ、子孫への影響とかまで考えると、ゼロではないのでしょうね。

 

ある程度日持ちのする食品に限っての話ですが、

今の時代、「見た目」「香り」「味」トータルで “美味しい” 物を作るために、結果的に「着色料」「香料」「調味料」など色々な添加物が加えられているように思います。

 

すなわち

“美味しさ” を重んじるパターンです。

 

逆は、「自然食品」のようなタイプで、食べると正直味がうすく物足りない感じがするけど、でも健康に良いから!と自分に納得させる。

 

すなわち

“安心安全” を重んじるパターンです。

 

両極端な言い方をしましたが、どっちを重んじるかは人それぞれ違うと思います。

 

作り手の側からすると、できる限り両方を重んじて、お客様に喜んでもらえ、また自分も納得できる商品を作りたいと思うのです。

なので、前回も書きましたが、新商品を開発するためには試作を繰り返したり、やむ得ず断念したりもします。

それと、

既に販売している主力商品についても原材料などはより納得できる物に見直していきます。

 

 

最近では、看板商品の【玉子落花せん】がその一つです。

 

昔、修行に行った煎餅屋さんがマーガリンを使用していたので、習った通りずっと使用していました。

 

ところが、試食販売等で店頭に立って接客していると色々な方がいらっしゃいます。中には試食して「おいしいー!」と言って手に取ったのに、裏の原材料表示を見て「あっ、マーガリンね~ 」 😥  と急にトーンダウンする方も。

 

それが悔しくて、数年前にマーガリンをバターに代えて試作をしました。

 

結果は大失敗!

形状も食感もビックリするくらい別物になってしまいました。

せめてトランス脂肪酸の少ない別のマーガリンでと思い、それも試しましたがやはり駄目。専門機関にも相談しましたが、なぜ同じようにできないか原因さえもつかめないまま断念していました。

 

 

ところが、昨年末のこと、原料を供給してくれている問屋さんが、「最近バターやマーガリンの代わりにこれを使う洋菓子屋さんが増えて来てますよ。原価は高くなりますが・・・」と言って【太白ごま油】なるものを紹介してくれました。

 

 

「バターでも駄目だったのに・・」とか「ゴマ油って香りがきついのでは・・・」とか言いながら試したら、

 

なんと!

既存品と区別がつかないくらいに焼き上がりました!!!!

 

【太白ごま油】は無臭という点以外は全く期待してなかったのですが、まさに「案ずるより産むが易し」ですね。

 

かくして、看板商品の「玉子落花せん」は、私としても、今まで以上に自信をもってお奨めできる商品に変わりました

粗利益は減少しましたが…。(苦笑)

 

 

 

これからもこんなスタイルを続けていきたいなぁと思っています。

 

今後ともよろしくお願いします!